大分類 | 小分類 | 型 | 数 | 例 |
---|---|---|---|---|
質的データ | 1⃣ 名義尺度 | 整数 | 整数 | 名前、性別 |
2⃣ 順序尺度 (官能値、位相) | 整数 | 整数 | 📆 日付、 帯電序列、イオン化傾向、 極性、 ランキング、満足度 | |
量的データ | 3⃣ 間隔尺度 (離散型、計数値) | 整数 | 自然数、整数 | 年齢、金額、時刻 |
4⃣ 比例尺度 (連続型、物理量、 計量値、距離) | 浮動小数点 | 実数、複素数 | 温度、 液位 、 身長、 体重、 組成、 電力 、 電位、 インピーダンス |
測定や計量とデータについて。 量 を数値表現するために定めた規則、あるいはその規則で作られる目盛りを尺度と言います 1 ) 。
比例尺度の 量の基準は 単位です 2 ) 3 ) 4 ) 。
気温のような連続的なアナログ量は、数学では実数として取り扱います。 そのような実数を、数値データとして記録しようとすれば、 たとえ、人手で記録しようとしても有限桁の数字で表現するしかありません。 機械的にコンピュータに取り込もうとしても AD変換のビット深度で 確度が決まります。
データの集合を、データセット、データセットの関係がデータベースです。 集合の要素がおよそ30件を超えると、人の手に負えなくなり、コンピュータの助けが必要です。 ビッグデータは、 とくに大きなデータの集まりです。
量的なデータは、 平均値 や標準偏差を求めることができます。 しかし、あまりにデータが多いと、コンピュータといえども計算に時間がかかります。 無作為抽出 などを行い、抽出データから、 平均値 や標準偏差をを推定します。
*メディア | 方式 | ||
---|---|---|---|
紙 | アナログ(絵画)/デジタル(文字) | 光学記録(認知可能) | 天然材料 |
1839 銀塩写真 | アナログ | 光学記録(認知可能) | 感光材料 |
1877レコード(円筒) | アナログ | 形状記録 | 樹脂 |
1887レコード(ディスク) | アナログ | 形状記録 | 樹脂 |
1928磁気テープ(独) | アナログ | 磁気的記録 | 磁性体 |
1963カセットテープ | アナログ | 磁気的記録 | 磁性体 |
磁気テープ | アナログ/デジタル | 磁気的記録 | 磁性体 |
磁気ストライプ | デジタル | 磁気的記録 | 磁性体 |
ハードディスク | デジタル | 磁気的記録 | 磁性体 |
デジタル | 電子的記録 | 半導体 |
情報は、記録材料を情報記録媒体として記録されます。 記録材料には、天然記録材料(紙、木、石)(インクジェットプリンタ、コピー、木簡、石碑)、 磁気記録材料(ハードディスク)、光記録材料(DVD、CD、BD)、半導体記録材料(SSD、USBメモリ、microSD)などに記録されます。 6 )
画像、 音声(音楽)、 動画は、記録されることで、アップロード、ダウンロード、配信ができるようになります。
計量は測定を包含します。 計量と計測はほぼ同義です。 16 )
物質や物体の 特徴を比較する情報を 量と言います。 量には、物理量や工業量があります。 長さなどの 物理量は、数値と単位の積です。単位が定義されれば数値データにできます。 単位が定義できない表面粗さなどの工業量も、測定方法が定義されれば数値データにできます。
測定値は、測定者が責任を持ちます。 機器が表示した 指示値ではありません。
測定は 誤差を伴います。
数値は データとして記録されます。
大分類 | 小分類 | 説明・特徴 | 応用・用途 |
---|---|---|---|
直接・間接 | 直接測定 | ||
間接測定 | |||
相対・絶対 | 相対測定 | ||
絶対測定 | |||
測定方式 | 零位法(null method, zero method) | 系統誤差 の要因が既知量と対象量に同様に作用するので、 精確さ が維持しやすい。 時間がかかるのでリアルタイムの測定には不向き。 | 質量:天秤 |
偏移法(deflection method) | 精確さ が低下しやすい。 リアルタイムの測定。 | 質量:ばねばかり 電流:電流計(メーター) | |
補償法 (compensation method) | 既知量と対象量を零位法で測定し、測定した量を偏移法で、読み取る | 電位:電位差計 | |
置換法(substitution method) |
ポッゲンドルフの 補償法で、被検電池の電圧を測定します。 標準電池 の電圧 E0 を抵抗線の 長さ l0 に換算し、被検電池の電圧の抵抗線の 長さ l との比から、被検電池の電圧 E を 測定 します。
米沢高等工業学校本館の 電気・通信科展示室(教室)に 電位差計があります。
項目 | デジタル | アナログ |
---|---|---|
表現 |
17:43
|
|
装置例 |
デジタル時計 データロガー ファンクションジェネレータ |
アナログ時計 ペンレコーダ 発振器 |
特徴 |
数字(文字)
測定数値を正確に表現 |
量(
角度・長さ)
連続的で微妙な変化を一目で直感的に表現 |
エラー・ミス | 読み違え、 桁間違い、単位間違い | ほぼなし |
精度 | 有限(桁数) | 無限 |
時間遅れ※1 | あり | なし |
媒体 間のコピー | 容易・高速 | |
順序※2 | あり | なし |
約束事 | あり | なし |
曖昧さ | なし | あり |
感覚 | 論理的 | 直感的 |
画像 |
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![]() |
音声 |
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※1. 地上デジタル放送になって、テレビから時報が消えました。 それはデジタル情報には、時間遅れが必ず生じるからです。
※2. デジタルを送るには順序が必要です。エンディアンやバイトオーダーなどと言われます。 シリアライズと同等の概念です。 本質的には言語の線条化と同じ概念です。
長さの測定 には、物差しや ノギスを使います。 長さの測定は、光によるので、目視、レンズ、顕微鏡、望遠鏡などが使われます。
長さを測る道具や装置には、どんなものがあるか?
寸法がずれて困る工業製には、どんなものがあるか?
USBコネクタのサイズが違ったら? タクシーメーターの表示がでたらめだったら?住宅を建てるとき土地の面積がでたらめだったらどうなるか?
ペットボトルに入っている清涼飲料の体積がでたらめだったら?
器具 | 特徴 |
---|---|
電子天秤 | 最大計量(最大秤量)は600g程度、最小計量単位0.1g程度が多い。 |
精密電子天秤 | 精秤に使う。 最小計量単位0.001g以下。 |
上皿天秤 | |
クッキングはかり クッキングスケール |
主に調理で使う秤。 最大計量(最大秤量)は1kg程度、最小計量単位0.1g程度が多い。 |
体重計 | |
セルフレジ |
物質量を測定するには、質量か体積(容量)を測定します。 18 ) 。 質量は、式量を使って物質量に換算します。 体積は、密度を使って、質量にしてから、式量を使って物質量に換算します。
太陽の光をプリズムで分光すると、赤、緑、青などの色が現れます。 1814年、ドイツの光学技師だったフラウンホーファーは、太陽スペクトルに600本の暗線を見つけた 20 ) 。 フラウンホーファーは、レンズの欠陥と思いガラスや研磨方法を工夫したが、改善しなかった。 この暗線は、原子の吸収によるもので、元素ごとにパターンが違った。 元素の指紋のようなものだ。 ここから分光器による元素分析が発展し、いくつかの新しい元素の発見につながった。
👨🏫 葛飾区郷土と天文の博物館@東京都葛飾区熱エネルギーの示強因子です。
熱エネルギー=温度×エントロピー
温度を長さに変換するには、物質の体積膨張を使う。それが 液体封入ガラス温度計だ。
温度計を検索してみましょう。
大分類 | 小分類 | 使用温度範囲 |
---|---|---|
接触式 | 液体封入ガラス温度計 | |
バイメタル温度計
|
||
熱電温度計
|
||
非接触式 | 光高温計 | |
放射温度計 | 体温 |
温度 は、物質の 状態や反応速度、化学平衡と関係します。 プロセス の管理指標として重要なプロセス変数です。 プラントには対数の 温度計が使われます 21 ) 22 ) 。
温度、 圧力、 流量、 液位 ( 液面)、 組成 (成分、濃度) は、プロセス変量(プロセス変数)と呼ばれます 23 ) 。 プロセス変量を計測したり、目標値を設定して、 制御したりします。 PID制御などが使われます。
プロセスフローシートの記号は、次の通りです。
圧力 は、物質の 状態や反応速度、化学平衡と関係します 24 ) 。 オートメーションで計測されます。
ボイラーでは、高温・高圧の蒸気を作り出します。
温度、 圧力、 流量、 液位 ( 液面)、 組成 (成分、濃度) は、プロセス変量(プロセス変数)と呼ばれます 25 ) 。 プロセス変量を計測したり、目標値を設定して、 制御したりします。 PID制御などが使われます。
温度、 圧力、 流量、 液位 ( 液面)、 組成 (成分、濃度) は、プロセス変量(プロセス変数)と呼ばれます 26 ) 。 プロセス変量を計測したり、目標値を設定して、 制御したりします。 PID制御などが使われます。
タンクなどの液体の所蔵量を知るには、液位を知ることが必要です 27 ) 。
温度、 圧力、 流量、 液位 ( 液面)、 組成 (成分、濃度) は、プロセス変量(プロセス変数)と呼ばれます 28 ) 。 プロセス変量を計測したり、目標値を設定して、 制御したりします。 PID制御などが使われます。
用語 | 定義 | 備考 |
---|---|---|
|
||
|
反復測定において、予測が不可能な変化をする測定誤差の成分 | |
|
反復測定において、一定のままであるかまたは予測可能な変化をする測定誤差の成分 | |
|
測定値がそろっていあいこと。また、ふぞろいの程度。 | 偶然誤差とほぼ同義。 |
|
測定値の期待値と真値の差 | 系統誤差とほぼ同義。 |
|
測定値に付随する、合理的に測定対象量にむすびづけられる値の広がりを特徴づけるパラメータ | 知識の曖昧さも含む |
|
同一の測定対象量に対する測定を複数回行うこと | 測定条件が同一かどうかによらない。 実験計画法では、ブロック単位での実験を指す。 |
|
同一の測定対象量に対する測定手順、オペレータ、操作条件、場所が同一の、短期間での測定の反復 | 操作条件は、因子。繰り返し数は、標本数に相当する。 |
|
測定の再現条件下での測定の精密さ | |
|
精度。 ばらつきの小ささを表す。 | |
|
確度 | |
測定値 | 規定された測定手順に実施によって得られる 量の 値 | 測定を反復するときは、個々の値、もしくは代表値(平均値や中央値など)のいずれも測定値と呼ぶ。 |
指示値 | 測定器が提示する 量の 値 |
てのひらに、10円と1円をのせれば、 電気化学の三要素 がそろって、電池になります。 デジタル式回路計で、 電圧を測定すると、0ではありません。 これが 電池の起電力です。 電流が流れていないにもかかわらず電圧があるのです。 電池では、電流と電圧が、そのまま比例しません。 電池は単なる電気抵抗ではないのです。 化学反応が電気を起こしているのです。 11円電池は、 ガルバニ電池と言っていいでしょう。
反復 | 繰り返し (標本数n) | 指示値 | |
---|---|---|---|
1 | 1 | 0.470 | |
1 | 2 | 0.470 | |
1 | 3 | 0.471 | |
平均値 | 0.470 | ||
2 | 1 | 0.529 | |
2 | 2 | 0.529 | |
2 | 3 | 0.529 | |
平均値 | 0.529 | ||
3 | 1 | 0.580 | |
3 | 2 | 0.579 | |
3 | 3 | 0.580 | |
平均値 | 0.580 |
デジタル電圧計 の 指示値の有効桁は、確度と分解能に支配されます。
11円電池やオペレータを変えて測った場合は、 反復と言います。
項目 | 説明 | 例 |
---|---|---|
⚖️ 量記号 | 量の記号はイタリック体で書く。 |
🆗
|
添え字の記号はローマン体で書く。 |
🆗
Cp
🆖
Cp
✔
Cp
|
|
数を意味する添え字の記号はイタリック体で書く。 |
🆗
xi
🆖
xi
✔
xi
|
|
📏 単位記号 | 量は数値と単位の積です。 単位の記号は複数形にせず、単数形で書きます。 本文中に単位の名称を書くときは、必要に応じて複数形で書きます。 読み上げるときも必要に応じて複数形で読みます。 数値を表す数字と単位記号の間には積の意味で半角スペースを入れます。 |
🆗
g = 9.806 65 m/s2
🆖
g = 9.8m/s2
✔
g = 9.8m/s2
|
合成単位記号 | 接頭語と単位記号の間にスペースは入れない。 合成単位記号はひとつの単位とみなす。 |
🆗
1 cm3 = 10-6 m3
|
単位の乗除 | 積は半角スペースあるいは中点。 中点はラテン文字びの中点"·"。日本語の中点「・」は誤り。 |
🆗
kg m
🆗
kg·m
🆖
kgm
|
電力量の単位ワット時に中点を入れると 電力計の検査に合格できない |
🆖
その電力量は
1 W·hであった。
🆗
その
電力量は
1 Whであった。
🆗
その仕事は
1 W·hであった。
🆖
その仕事は
1 W・hであった。
(中点
が日本語)
🆖
その仕事は
1 Whであった。
|
|
スラッシュは1回 |
🆗
m/s2
🆖
m/s/s
|
物理量 の 記号 は, ラテン文字 または ギリシャ文字 の 1文字を用い,イタリック体(斜体)で印刷する。その内容を さらに明確にしたいときには,上つき添字または下つき添字(あるいは両方)に固有の意味をもたせて用い,さらに 場合に応じて,記号の直後に説明をカッコに入れて加える。 単位 の記号はローマン体(立体)で印刷する。物理量の 記号にも 単位 の記号にも,終わりにはピリオドをつけない 32 ) 33 ) 。 *
名称 | 概略 | 制御 | 測定 | 装置 | |
---|---|---|---|---|---|
クロノポテンショメトリー (CP) |
電圧電気量曲線
電池
の
充放電曲線
過渡応答
など
![]() |
電流 | 電圧 ( 電位 )、時刻 | 🚂 ガルバノスタット、データロガー | |
クロノアンペロメトリー |
クロノアンペログラム
電流絞り込み曲線など
![]() |
電圧 | 電流、時刻 | 🚂 ポテンショスタット 34 ) 、データロガー | |
リニアスイープボルタンメトリー (LSV) |
分解電圧の測定など
|
電圧、掃引速度 | 電流 | 🚂 ファンクションジェネレータ、 🚂 ポテンショスタット、データロガー | |
サイクリックボルタンメトリー ( CV) 35 ) |
![]() |
電圧、掃引速度 | 電流 | 反応種の特定など | |
電圧電流曲線 |
![]() |
電流 | 電圧 | 電池の内部抵抗 | |
コンダクトメトリー | 導電率 誘電率 の測定など | 電圧 | 電流 | 🚂 ファンクションジェネレータ 36 ) 、 🚂 ポテンショスタット、データロガー | |
交流インピーダンス法 |
導電率
の測定など
|
電圧 周波数 | 電流 | ファンクションジェネレータ、ポテンショスタット、データロガー、 オシロスコープ、 LCRメータ * * |
世界 | 感覚 | 物理量 | 方式 | 用途 |
---|---|---|---|---|
認知世界 | 視覚(目) | 光 | フォトダイオード | 長さ、 角度、形状、寸法、面積、体積、 色 、 文字 |
聴覚(耳) | 音 | マイク | ||
触覚(皮膚) | 温度 | サーミスタ * 、熱電対 | 温度計 | |
圧力 | 圧力センサー | 圧力計 | ||
嗅覚(鼻) | ガス | ガスセンサー | ||
味覚(舌) | 化学物質 濃度 | pHセンサー | ||
固有受容覚(筋肉) 38 ) | 重さ | 電子天秤 39 ) 40 ) | 重量、質量 | |
前庭覚(三半規管) | 加速度センサー | |||
非認知世界 | 超音波 | チタン酸バリウム振動子 | ||
電気 | 電流センサー | 回路計 | ||
磁気 | ホール素子 | |||
赤外線 | 焦電型赤外線センサ |
具体的には、光や温度といった物理量を電気信号に変換します。 42 )
例えば、サーミスタの電気抵抗は温度によって変化するので、サーミスタにわずかな電流を流して、 その両端の電圧を ボルテージフォロアで出力すれば、 温度に比例した電圧が得られます。これを AD変換で 数値 にできます。
センサー センサーで 測定した 量 は、 AD変換で 数値 データとしてコンピュータで 演算、記憶、記録できます。
プロセスオートメーションでは、センサーで計測し、 コントローラで 制御し、アクチュエータで操作します。
エネルギー | 分析法 |
---|---|
💪 力学 (pV) | MS、ICP-MS、粘弾性測定 |
⚡ 電気( nFE, eΦ) | CV (電気化学分析) 、EIS、ポーラログラフィ、 SEM、TEM、EDS(EDX) |
🌟光(hν) | FT-IR、AAS、UV-VIS、ICP-AES(ICP-OES) XPS(ESCA)、 NMR、ESR,XRD、X線CT、蛍光X線 オージェ分光、ラマン分光 |
🔥熱 | TG/DTA、DSC |
🧪化学 | 滴定、重量分析、LC、GC、GC-MS |
種類 | 分布 | 例 | ||
---|---|---|---|---|
連続分布 | 🖱 正規分布 | |||
t-分布 | 母平均 の区間推定、 母平均の有意差検定 43 ) (t検定) | |||
|
標本標準偏差s | |||
F-分布 | 分散の比、 母分散の有意差検定(F検定) 44 ) 実験計画法 分散分析 | |||
一様分布 | 一様乱数 | |||
対称三角分布 | ||||
ワイブル分布 | ||||
離散分布 | 超幾何分布 | |||
2項分布 | ||||
ポアソン分布 | ||||
物性 | 粒度分布 | |||
力学 | ボルツマン分布 | マクスウェルボルツマン統計。 古典統計。気体の分子運動。 | ||
フェルミ分布 | フェルミディラック統計。 量子力学。電子の統計。 | |||
ボーズ分布 | ボーズアインシュタイン統計。 光子の統計。絶対零度のヘリウム(超流動)の統計。超電導状態のクーパー対の統計。 |
偶然に現れる変数を確率変数と言います。 確率変数がどのような確率で現れるかを表現したものを確率分布といいます。
TRPG クトゥルフWEBダイス項目 | 説明 | 事例 |
---|---|---|
捏造 (fabrication) | 実験していない データ を、でっちあげて、あたかも実験した データ のように表現してはいけません | ディオパン事件 46 ) 47 ) |
改ざん (falsification) | ||
盗用・剽窃 (plagiarism) | 他人の 論文 やアイディアなどを無断でコピペしてはいけません。 デジタル技術の発達で、コピペが簡単になった分、盗用も簡単になりました。 たとえ、自分の既発表 論文でも、 引用 48 ) ではなくそのまま流用すると「自己剽窃」です。 図表 は、引用ではなく、転載なので原則として、転載許諾が必要です。 | |
二重投稿 | 一度、公表した内容を使いまわしてはいけません。 | |
不適切な オーサシップ | 貢献していないのに、 著者として名を連ねてはいけません。 名義貸しです。名義借りはだめです。 他人の 論文や報告書を、代筆していけません。 * | |
査読不正 | 著者が、匿名査読者になりすまして査読してはいきません。 匿名査読者を特定し、査読に影響を与えてはいけません。 査読者が、査読中の論文の内容を、自分の内容として公表してはいけません。 ハゲタカジャーナル、ハゲタカ学会に投稿してはいけません。 | |
不正行為の証拠隠滅 | 不正行為があったことの証拠を隠滅したり、立証を妨害してはいけません。 |
データを改ざんしたり、捏造したりしてはいけません!
手法 | 目的・特徴 | 例 | ||
---|---|---|---|---|
データとグラフ | 層別 49 ) | |||
パレート図 | ||||
ヒストグラム 50 ) | ||||
チェックシート * | 5S活動の清掃チェックシート 研究室・実験室用巡視記録簿 | |||
要因・相関分析 | 特性要因図 | |||
散布図 * 51 ) | 「特性」と「要因」との関係を調べたいときに使用します。 回帰分析 | |||
ばらつきの管理 | 管理図 |
新QC七つ道具では、言語情報を取りか使います。 テキストマイニングなどのWebアプリもあります。
統計的品質管理は、ある意味、製品 データから 情報を抽出する データサイエンスです。
52 ) 53 )